博士の風変わりな研究と飯のタネ 番外編 ちょっと前のジェーン少女とDr

「悪魔と天使と言うものを知っているかね?」

「かねにかいてある、え、だ。」

「ふむ。そう言う国もあるね。」

「かねつかわない。」

「買わずに奪うのかね?」

「ん。」

「豪気だね君は・・・!  ・・・さて。悪魔と天使の話をしようと思うのだがね。 悪魔とは。その大半が天使が落ちた姿だとされているね。 実は私も、フェネクスと言う天使出身なのだよ。」

「ふぇねくす。」

「デカイ鳥の事だね。殺しても死なない、何度でも蘇る火を噴いている紫色のキモイ鳥だと思っていれば、正解だと思うのだがね。」

「んあー。」

「はっはっは! 残念だが私は喰えないのだがね。涎を出しても仕方ないと思うのだがね?」

「あー。」

「さて。悪魔と天使。この違いはなんだと思うかね?」

「あくまもてんしも、しらない。」

「ふむ。悪魔とは悪者。天使とは正義の味方、と、されているね。そしてそれは正解でもあり、不正解でも有ると思うのだがね。 例えば。他のものの命を取るのは、正義かね?」

「あー。」

「そうだね。どちらかと言えば悪い事だ。かと言って、人間は何かを喰わねば生きていけない。殺さなくては行けないという事だね。例えばその対象が植物だったとしても、植物も立派な生物である以上、そこには命があり食べるという行為はその生物、植物の命を取るという事なに成ると思うのだがね。」

「ん。」

「つまり。人間は生きながらにして何かを殺し続けているという事に成るね。極端な事を言えば、一歩歩けばバクテリア。免疫作用でウィルスを。殺しているのだね。まぁ、そこまで言われては堪った者では無いから、許してくれるモノが大半なのだがね。」

「ん〜。」

「さてさて。聖、邪。コレは人間に対して、ではない。と言うのは、分かるかね?」

「あ〜?」

「彼等は、別に人間の守護者ではなく、神様のお使いなのだね。ぶっちゃけて言えば、人間なんて居ない方が世の中綺麗に成ると思っている天使も、少なからず居るのだよ。 逆に、人間の生活を眺めるのが楽しくてたまならい手合いの悪魔も居ると言うことだね。その手合いの悪魔は、人の中に紛れて生活し。こうしてフィギュアを愛で、おにぎりを握っていたりすると言う訳だね。」

「よくわからない。」

「ふむ・・・。噛み砕いたつもりだったが、まだまだ砕き方が足りなかったね。 要するに、天使にもムカつく奴は居るし、悪魔にも私のような物好きが居ると言う話だよ。」

「ん。わかった。」

「む。 良かった。 っと・・・。 おにぎりを握っている横から手ごと米に齧り付くのは、止めたほうが良いと思うのだがね?」

「ふぶふぁ?」

「まだ作り途中だからね。完成品の方が美味しいと思うのだがね?」

「ほいほごふぁん、いっふぉいはへぁほうふぁ、うふぁい。」

「鳥とご飯、一緒に食べた方が、美味い。 かね?」

「あ〜。」

「ふっ・・・はっはっはっはっは!」

「ふあぁ〜?」