博士の風変わりな研究と飯のタネ 番外編 教育番組「社会科☆バンバン♪」

「やぁ! 画面の前のお友達、お元気かね! 私はDr・フェネクスこと、無名の悪魔おにいさんだよ! まあ、外見的にはお子様に見えると思うのだがね! その辺は勘弁して欲しいのだがね! 広い心で!

 では、早速番組をスタートしようと思うのだがね。 今日は、この世界がどのような仕組みで成り立ち・・・ぶっちゃけ世界設定の話をしようと思うのだがね!

 

 まずは国家と種族について話して行こうと思うのだがね。 元々、この世界では種族間争いや種族差別と言ったものは、極々希薄なのだね。 ハイエルフとドワーフが仲が悪いとか、ゴブリンは見下されるとか。ドラゴンだから無条件で強いなどと言った、他世界の常識はこの世界では一切通用しないのだね。 都会のマンションに引篭もっているハイエルフも居れば、土木工事で汗を流すドラゴン、それを顎で使う官僚がゴブリンだったりもするわけだね。 故に! この世界において、単一種族国家と言うのは、実に希少で有ると言える訳だね。 優秀であればスライムでも出世出来る。それがこの世界の国々の特長とも言えると思うのだがね。

まあ、もちろん。例外は有るわけだがね。

 話を続けよう。 もう一つ、この世界の国家について語る上で忘れてはいけないのは、時は既に、宇宙時代だと言うことだね。 そう。月はテラフォーミングされ、宇宙服無しで暮らせる衛星になり、隣の惑星、その隣の惑星。その隣の隣〜・・・と、言った具合に、生き物が暮らせるように改造された惑星は、両手では数え切れない数に及んでいる訳だね。それらには、母星でありアクアルートやレニス王国がある惑星“テラ”と同じ様に、無数の国家が存在する訳だね。 既に宇宙に飛び出していながら、星を統一する国家が存在しない。と言うわけだね。

 故に、どの国にとっても今一番の命題に成っているのは、国土の拡大。星統一。な訳だね。 国家にとって、広い土地とはそのまま力に繋がるわけだしね。人口、食物、資源。これらが無くては、お話に成らない訳だね。 特に今は、冷戦と呼ばれるほど、表面上は穏やかでも一触即発!のような国際情勢だからね。 国力を上げるためにも、何かしら理由を付けては他国を飲み込もうと、目をぎらつかせている訳だね。もっとも正面切って新緑戦争なんぞ仕掛けようものなら、あっという間にレニス王国を代表とする強国に潰される。故に、どこも身動きが取れない。と。そんな感じなわけだね。

 もっとも、それは高度に政治的な話のうえだけの話だね。基本的にはどの国も友好関係は良好で、世界中どこにでも旅行が出来るし、国民同士の感情も実に良好な訳だね。

 

 

 さてさて。次は、魔法について見て行こうと思うのだがね!

 魔法。コレには、様々な体系が存在するのだがね。 体内の魔力を使うモノ、体力を使うモノ精神力を使うモノ、それらに関係なく、別のエネルギーとして体力と同じ様に存在する魔力を使うモノ、自然界に存在する魔力を使うモノ、精霊から力を借り受けるもの。
その中でもさらに、呪文を唱えるのか魔方陣を書くのか突然力を振るえるのか。道具は使うのか使わないのか媒体は必要か書物による知識が必要か感覚だけで行使出来るのか。 形式を上げるだけでも限がないほど存在している訳だね。

 大量に有るこれらの魔法は、今はほぼ全てが解析され、学術として体系付けられている訳だね。古代の遺跡から発掘された古代魔法や封印魔法も、今や本当にポンコツとしか見られないほど、魔法技術は進歩している訳だよ。 先に話した、テラフォーミングにも、様々な魔法が用いられている訳だね。

 魔法の話が出たついでに、魔法によって動く道具の話もしよう。 皆は、テレビやインターネット、電話をご存知だね。使えなければこの番組は見れないわけだが。はっはっは。 これらは、実は私達の世界にも存在するのだね。魔法動力のものとして。 それどころか、魔法と言う技術はさらに進んでいるのだがね。

 一例を紹介して行こうと思うのだがね。 例えば。水に浮く船に、魔法を添付したらどうなるだろう。スクリューよりより効率的に水上を進めるわけだね。さらに、空を飛ばせる事も簡単だね。“フライト”系の魔法を行使できるように、仕掛けをつけてやれば良い訳だね。コレを応用した、現代魔法工学における最高の技術の結晶とも言えるのが、“移動島”だね。 文字通り、移動する島な訳だね。 大量の兵器を積み、島クラスの魔方陣を搭載した移動島は、まさに最高の戦力と言って良いと思うわけだがね。

 次の例は、皆大好き、機動鎧だね。 機動鎧。ナイトゴーレム。MD。様々な呼ばれ方をするこれらは、ゴーレムと呼ばれる魔法人形を、人が操縦するように改造したものな訳だね。 考えてみて欲しいと思うのだがね。 魔法で組まれたロジックと、人間。どちらが優秀な判断を下し、巨大なゴーレムを動かせるのか。そして、動かす人間は魔術師が良いのか。それとも歴戦の戦士が良いのか。 答えは言うまでもない訳だね。

 ロジックなんぞよりも人間。それも、戦い慣れた戦士のほうが数十段強い。

 その理論の元製作されだしたのが、今の機動鎧の走りになる訳だね。想像してみて欲しいと思うのだがね。強靭な体躯に、大量の添付魔法を施され、歴戦の戦士の頭脳を持つ、巨大な兵士を! これらは添付魔法により空をかけ、信じられないほどの神速で動くわけだよ! 兵器開発者として、これほど作っていて胸躍る兵器はない訳だね!

 さて。このように、宇宙戦艦どころか、ロボットのようなものまで存在するこの世界。 実に恐ろしい世界だね。 私としては古代魔法文明とか他の世界で言われているのは、今この文明のことなのではないかと思うレベルな訳だがね。

 

 

 では。今日のまとめと行って見よう!

 1種族差別ってなんですか?

 2魔法があれば宇宙にだっていけますよ。

 3魔法ならガン○ムだって作れます。

 と、今日はこんなところだね!

 次回は、個人兵装について、話して行こうと思うのだがね!

 では、最後に挨拶をしようと思うのだがね! 社会科〜・・・(タメ)

 バンバーン! 次回も見てくれると嬉しいと思うのだがね〜。はっはっはっはっはっはっはっは。」