博士の風変わりな研究と飯のタネ 番外編 ちょっと前の英児とDr

「で。この国には・・・と言うか、この世界には慣れたのかね?」

「ボチボチってところだ。仕事の方もな。貰ったあれ、感謝してるぜ。」

「ふむ。例には及ばないのだがね。君の活躍を聞くたび、私の作品が使われているのかと思うと震えが来てね。 一般の方々には理解され難いかもしれないが、自分の作ったモノが使われると言うのは実に心情を動かされるものなのだよ。」

「へぇ。そんなもんなのか。 そうそう。今日は聞きたいことがあってきたんだった。」

「そうなのかね? 私に答えられることであれば、私が答えたい範囲で何でも応えようと思うのだがね。」

「ああ・・・。 俺のパワードアーマーなんだが・・・アレには合体機構があるな・・・?」

「・・・ふっ。流石に鋭いね。 確かに、アレには合体機能があるね。 三台のマシーンが状況にあわせ合体。水、陸、空で最高の能力を発揮のだがね・・・!」

「お、おおおぉぉぉ!! す、すげぇ! すげぇぜプロフェッサー!!」

「ちなみに、ピンチになるまでこのマシーンの使用は不許可なのだがね。 なにせこの私が、“こんな事もあろうかと、密かに開発していたモノが有るのだがね!!” と言って発進させるのだからね!」

「っかぁ〜!! 分ってるじゃねぇーかプロフェッサー!!」

「つか、ここで言ってる時点で密かにじゃねーし。」

「うっせぇ! 黙れジェーン! 男の浪漫が分らん奴は帰れ!」

「オメーが帰れよこの似非ヒーロー。 つか、“アーマー・オブ・ディープレッド”って名前ださいんだよ。気付けよ。」

「ははははは! 甘いといわざるを得ないと思うのだがねジェーン! アーマー・オブ・ディープレッドは装甲の基本名! 新たなマシーンと合体し、名が変わるのだよ! そう。天かける翼“クリムゾンハリケーン” 大地の咆哮“ヒートレッド” そして、弘原海を切り裂く“深赤鯱”・・・!」

「か、完璧だぜプロフェッサー!! 名前だけ意味ありげに紹介しておくあたりプロの技だな?!」

「はははははは! 私もいつまでも坊やではないのだがね!」

「・・・やってろ馬鹿ども・・・。あたしは飯を食う。」

「お前白飯ばっか喰ってると体壊すぞ・・・?」

「ほっとけ。おかずも食ってるだろうが。白米おかずに白米食うんだよ。」

「・・・・・・おおう。」

「彼女は昔からそうなのだがね。」